私は52歳から終活する予定です。
終活と考えるとどのようなイメージがありますか?
エンディングノート、遺言、相続対策、断捨離、財産整理、墓じまい、実家じまいなどやらなければならない、しんどいとかそんなイメージでしょうか。
もちろん上記のことはいずれ必ずやらなければならないと感じています。
ですが高齢者とその子供、甥姪などの方に専門的にサービスを提供している行政書士の私としては終活に対してのイメージが少し違います。
特に終活の一つである「お金のこと、財産のこと」にです。
一言で簡単に表せば「楽観的終活」とでもいいましょうか。
このお仕事をしていると、ものすごく考えさせられるのが【健康寿命】のこと。
【健康寿命】とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことをいい、簡単にいえば健康で自分のことは全て自分でできることと考えればいいでしょうか。
厚生労働省によると2019年(令和元年)の健康寿命は男性72・68歳、女性75・38歳となっています。
あくまで平均のデーターなので個人差はあります。
ただ、高齢者をたくさん支援している私としてはあながち間違っていないデーターだと考えています。
70歳からが老後の分かれ目でこの年齢からここが痛い、しんどい、遠方に行くのが大変など何かしら不具合が出てくるのかなと感じています。
そう考えると、自分が思っている時間より健康で自分がやりたいことができる時間なんてすごく少ない。
70歳まで必死に働いて子育てをしてその後老後を楽しむ、70歳から自分のやりたいことをするなんてことは無いんだなと感じています。
職業上、お金はあるけど健康が、、、そのような方はたくさん見てきました。
お金はあるけど介護生活、病院生活はもったいないなと思っています。
きりのいい60歳から、55歳から終活と考えたいのですが、もっと早くお金に関して終活できないかな、もっと早くお金・時間・健康に対してバランスを修正していきたいなと考えるようになりました。
お金と時間を調整しながら自分のためにやりたいことを少しずつやっていく。お金を自分のために使っていく。
これが私の終活の一つです。
私は52歳から「楽観的終活」を少しずつする予定です。
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行政書士 石川 慶