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実家じまい

どこで余生を過ごすかは高齢者本人もさることながらその子供や甥姪にとっても重要な関心ごとだ。

 

安心できる老後の住まいと介護の問題は非常に密接な関係がある。

 

あなたの親や叔父叔母にどの場所で住んでもらいたいのか今から少しずつ頭の隅にでも考えておいた方がいい。

 

①できるだけ最後まで自宅で住んでもらいたい、過ごしたい

自宅で好きなように暮らせるのが最大のメリットだが、この場合もしもの時は「在宅介護」になると思う。ただし「在宅介護」は、家族の負担も大きくなる。

 

②今住んでいる所を売却・賃貸に出して今よりも便利な駅近マンションやサービス付き高齢者住宅などに住み替える方法

メリットは病院や買い物にも便利だし、サービス付き高齢者住宅は安否確認などついていて安心だ。

だだし、住み替えには一定のお金がかかる。

 

③早めに施設に入って安心したい。

新聞広告などで最近よくみる施設だ。まだ元気な高齢者が集中的にたくさん住んでいる大規模マンションみたいなイメージだ。これは元気なうちから、終の棲家を見つけられるし、介護が必要になると近くの介護棟などへ移動することが多い。立地、介護サービスの質、レクリエーション活動、食事の内容が親や叔父叔母のニーズに合うかどうかよく確認しよう。これも一定のお金がかかる。

 

どのような選択が一番良いかは家族も含めて人それぞれなので、一概にこれが良いと言えないが早め早めの対策で少しずつ空いた時間を活用して選択を家族で考えてみるのはどうだろうか。

 

ご質問、聞きたいこと、相談したいことはお気軽に書きフォームにご連絡ください。

 

行政書士 石川 慶

www.isi-kawa.jp

 

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